2015年1月29日木曜日

伝来の書を読めないようにするには


ネットに小さな記事が載っていました。中国のものです。

日本の高校生が、国語教科書の漢文を読めることに驚いているという記事です。自国民でも読めなくなっているのに、中国人でもない日本人がどうして、というのです。

 

自国で使っていた文字を全く変えてしまうというのは、利便性を考えてというより、他に目的があるように思えなくもない。C国もK国もそうです。

 

勝てば官軍とよくいわれますが、政権の正統性を主張するのには、教えた通りに動く国民が必要となる。自国内に向かう批判を、外に向ける方が纏めやすいに違いない。

易姓革命(前の支配者を根絶やしにする)をしても、文献が残っていて、それを読めば比較衡量するに決まっているから、古文書は読めなくした方が都合がよい。

日本は、漢字が伝来する前にあったとされる神代文字までは流石に読めないとはいえ、ちょっと勉強すれば古文書は読める。

 

歴史を調べ、昔の良かったことをいうと寄ってたかって袋叩きにする世のことを、息苦しいというのであって、個々の意見に個々の批判をするのを、息苦しいとはいえない。

 

自由に調べ自由に意見が言えるのは素晴らしい。

 

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