年金の負担が、若年層にとって重いのだという。
少子化の現状を見ると、確かにそうなのかも知れない。
しかし、年金受給者層の多くは、戦後の貧しかった時代に、それこそ食べる物も食べず、寝る間も惜しんで、必死に経済復興に働いた人たちなのではないだろうか?
学問が必要だと考えれば、自らの生活費と学費を親に頼ることなく自らの働きで稼ぎ出し、いわゆる苦学して大学まで進んだ人も数多い。
世に出てからは、自分たちの親の世代を養うことにも不満をもらさず、必死になって働いた。
成功した人もいるし、さほどではなくて定年を迎えた人もいるが、陰日向なく努力したことは間違いない。
子供たちも育て上げ、ようやくほっとできるころになって、約束されていた年金が高いからとカットされるというのでは、報われない。
堪らない思いをしていることは想像に難くないが、彼らは声を上げることは少ないようです。
この期に及んでも、我慢強い。
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