2016年9月22日木曜日

トイレに行きたくなる時間が変わった

70歳を過ぎた同窓生の集まりがあると、健康問題が話題になることが多い。
若いころは、夜トイレに行くことなど全くなくて、朝までぐっすり眠れたものだが、夜中に尿意を催して起きることが増える。歳だから仕方ないのかも知れない。
物知りがいて、教えてくれました。
人間は歳をとるにしたがって、内臓機能の低下や膀胱の萎縮などが起こり、誰でも頻尿の傾向が現れ始めるのだという。
排尿は脳でコントロールされているから、脳からの指令に従って、腎臓、膀胱、尿管といった泌尿器がしっかり機能することで正常に排尿ができているのだという。
膀胱に100200mlくらい尿がたまると、「そろそろトイレに行きたいな」という感覚が生じ、さらに尿がたまってくると、「トイレに行きたい」という気持ちが強まる。
そこで、トイレに入ってから自分の意志で尿を出すことになるのだが、そこまでは我慢できていて、漏らすなどということは滅多にない。
尿は勢いよく途切れずに出て、30秒以内におおよそ200300ミリリットルの尿を出してスッキリします。
若いころは、このような生理作用は日中の起きている時に行われ、普通は睡眠中にはその働きは抑えられている。

段々に心臓や腎臓の機能が衰えてくると、全身の活動量が多い昼間には他の生理が優先され、必要な量の尿を作ることができなくなってしまい、その分、体が休んでいる夜間にも尿が作られるようになるのだという。
なるほどね~。


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