2018年6月18日月曜日

本当に傾いているのだろうか


米朝首脳会談の前夜、金正恩氏が観に行ったという有名なマリーナベイサンズ・ホテルは、嘘かホントか知れないが、崩れるのではないかと噂されている建物でもある。
設計はカナダの建築家モシェ・シャフディ氏で、そもそも最初から傾いた設計なのだという。
建設は核となるホテル部分は韓国の双竜(サンヨン)建設が最終的に受注・完工したが、実は日本の建築会社(清水建設)や世界有数な建築会社も名乗りをあげていました。
しかし、この完成図を見た瞬間「安全上の保証ができない」とした清水建設やその他の日本の建築会社は入札拒否し、競争相手のいないままに韓国の双竜(サンヨン)建設が受注したという逸話があります。
普通の常識を持つ会社が撤退するのは懸命な判断だったのだと思われる。
ただ、シンガポールは震度1の地震すらない国だし、台風やハリケーンもないので「まぁ心配ないだろう」ということで結局、韓国の建築会社はリスクを取って完成させたのだというが、手抜き工事があったのではないかと一部ではささやかれている。

ペトロナスツインタワービルというのもある。日本の建設会社ハザマと韓国のサムスン物産建設部門で1棟づつ建てたのだが、韓国が建てた棟は傾いていて危険だということでテナントがなかなか入らず、空室率が多いのだとか。
そんなことを案内してくれたタクシーのドライバーが説明してくれた。
彼が決して渡りたくないと言っていた橋というのもあった。
金正恩氏が、シンガポールの発展状況を見習いたいと言っていたのだというが、表面上だけのことではないことも理解したのだろうか。
まあ、よそ事ながら少し気になった。

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