2018年7月23日月曜日

目赤不動や目黄不動というのもある

歌舞伎の市川團十郎といえば、「成田屋」が屋号。市川家は、成田山新勝寺近くの出なのだという。成田山の不動明王の「睨み」がお家芸とされている。

明王とは、仏像を分ける時に使う言葉で、如来、菩薩、の次の分類名になります。
如来が通常の姿でいたのではいうことを聞かない衆生がいたら、屈伏させることを目的に、忿怒の姿に変身したものが明王で、密教の尊像とされる。
大日如来の命を奉じ、非常に強い力を持ち、悪を打ち挫き仏法を守る存在との意味付けがされている。

火生三昧という炎の世界に住んでいて、人間界の煩悩や欲望が仏の世界に波及しないよう、聖なる炎で焼き尽くすと言われています。

不動には、五大明王と呼ばれる「不動明王」・「愛染明王」・「孔雀明王」・「烏枢沙摩明王」・「降三世明王」などがいて、おのおのその働きがわかれている。

目黒や目白は有名であるが、東京には、五色不動というのがある。
目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動の五つである。

0 件のコメント:

コメントを投稿