2018年7月24日火曜日

調べてみたら大師と呼ばれる僧は多かった

弘法大師と伝教大師は有名であるが、それ以外の大師ということになると馴染みが薄いけれど、他にも大師と呼ばれる僧は居た。
大師(だいし)は、高徳な僧に朝廷から勅賜の形で贈られる尊称の一種で、多くは諡号である。ざっと調べてみたら、下記のような名が連ねられていた。聞き覚えのある名もあれば、初めて目にする名もありました。
天台宗
傳敎大師最澄・慈覚大師円仁・慈慧大師良源・智証大師円珍・慈摂大師真盛・慈眼大師天海

真言宗
弘法大師空海・道興大師実慧・法光大師真雅・本覚大師益信・理源大師聖宝・興教大師覚鑁・月輪大師俊芿

融通念仏宗
聖応大師良忍

浄土宗
円光大師法然房源空
加諡された正確な大師号は、 円光(東山天皇1697)・東漸(中御門天皇1711500回忌)・慧成(桃園天皇1761550回忌)・弘覚(光格天皇1811600回忌)・慈教(孝明天皇1861650回忌)・明照(明治天皇1911700回忌)・和順(昭和天皇1961750回忌)・法爾(今上天皇2011800回忌)大師(8つ)。

浄土真宗
見真大師親鸞・慧燈大師蓮如

時宗
証誠大師一遍

臨済宗
無相大師関山慧玄・微妙大師授翁宗弼・円明大師無文元選

曹洞宗
承陽大師道元・常済大師瑩山

黄檗宗
真空大師隠元

日蓮宗
立正大師日蓮19221013日に下賜される。


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