2018年7月3日火曜日

子供向けではない怖さを持つ童話

ホントは恐い童話

シンデレラは、父親の再婚相手の義母と義姉二人に毎日いじめられていた。
母は早くに死に、遺言として「私の御墓にハシバミの木を植えて」と言葉を残していた
シンデレラは忠実にその言葉を守っていると、あるとき財宝のありかの記載された石版が木の下で見つかった。
さらに彼女は、毎日脚を木の実で丹念に磨いていたので美脚でした
国の王子は、脚が綺麗な女性を探すため舞踏会を開くことを決定。それを知ったシンデレラは、舞踏会前に王子の家来を騙してお城に忍び込み、脚を餌に王子をとりこにした。
舞踏会当日も、見つけた財宝でドレスを購入し、誰にも負けない美脚で王子を独占しました。
その夜、シンデレラは靴を1足、わざと置いていった。
(陰謀を知っている騙された家来は、シンデレラの悪知恵により王子に殺された。)
その後の義母義姉の結末というのは、童話にもあるように酷いものである。

貧困で子供を捨てることを決心した母親という話もある。
だが、何度捨ててもどんなに遠くに置いてきても帰ってくる不気味な子供達なので、ついに母親は子供を殺すことを決意する。
毒の入ったパンを持たせ、森に子供を捨ててくるのだが、もちろん毒に気づいている子供は食べずに、あるやさしいおばあさんの家を訪れます。そこで親に捨てられた子供達がおばあさんと温かく暮らしていました。
ヘンゼルとグレーテルは、やさしいおばあさんをかまどで焼き殺し、子供達に毒入りパンを食わせ毒殺、おばあさんの家にあった財宝と食料を、家に持ち帰りました。

日本の「かちかち山」だって恐い。
お爺さんに捕まって、囲炉裏の上に吊り下げられていた悪狸は、人の良いお婆さんを騙して縄をほどかせ、お婆さんを殺して鍋でその肉を煮たばかりでなく、お婆さんに化けてお爺さんにそれを食べさせた。狸汁どころのさわぎではない。

『てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ わたしの願いを聞いたなら あまいお酒をたんと飲ましょ』

ここまでの歌なら恐くはないが、その続きがある。
『それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ』というのである。
実際にそうするならわしがあったのだという。


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