2020年10月11日日曜日

一般人は見捨てる?

 

中国共産党は、党幹部に配偶者や子女が海外に移住した際の報告を義務付けることを決めた。不正資金の海外送金や海外逃亡を防止するのが狙いなのだという。本人や家族を含めた不動産、投資など資産状況の報告も徹底させ、党幹部への監督を強化する。

中国では、海外に逃亡する公務員が過去30年で約4千人に達したとみられる。子女を先に海外移住させるケースが多い。

一連の方針は23日の党政治局会議で決定。胡錦濤指導部は腐敗防止への決意をアピールした。ただ、報告内容は未公開で国民のチェック機能は働かない。報告の制度設計が厳格でなければ、骨抜きにされる可能性も残る。(北京=佐藤賢)という日経の過去の記事があった。

胡錦涛時代からそれが始まっているようだが、行き詰まりを見せ始めている最近の中国はもっと進んで、帰化までしている例が多いようである。

不正に貯め込んだ資産を海外に移し、いざという時に逃げ出す算段を図っているのが党の幹部だということになれば、残される一般国民は堪ったものではない。それらを人民が知ることになれば、共産主義体制は維持できまい。隣国のことは影響力が強いから心配になる。

対外的な鼻息は荒いが、金と権力が全てという国だということを、彼ら自身は解っているということか・・・

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