2020年10月5日月曜日

暴力的取材ではないのか

 

東京新聞が自社の記事で小さく扱ったが、こんな記者が取材と称して幅を利かせているのだとしたら大問題である。記者が何を勘違いしてそういう行動をとったのかということにとどまらず、新聞社としての対応にも疑問が残る。これで再発防止ができるなどとはとても思えない。

 

東京新聞記者が9月、厚生労働省の職員を取材した際、机をたたいて怒鳴るなど暴力的な行為をし、編集局は厚労省に謝罪する文書を出した。

 記者は社会部に所属する40代の男性。新型コロナウイルス対策として、政府が全世帯に配布したマスクの単価や規格決定の経緯を調べるため、厚労省に情報公開請求。不開示を受けて、担当部署の職員に89月に2度取材した。

 このうち94日の取材の際、記者が「ばかにしているのか」と大声を出して机をたたいたり、職員の資料を一時的に奪ったりした。取材時間は3時間45分に及んだ。

 厚労省から、業務に支障が生じたとして編集局に抗議があった。

 加古陽治編集局次長の話 職員の方々を傷つけたことを深くおわびします。記者は取材から外しました。厳しく対処し、再発防止を徹底します。

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