2020年10月18日日曜日

政府の機関にしておく必要性があるのだろうか

 

学者の評価には、発表された論文がどのくらい転用されたかという基準があるのだという。

ノーベル賞受賞者クラスになると、その数値は40を超えるのだという。

今回日本学術会議の任命がされなかった6人のうち最高の一人の評価値が2、他の方は0なのだとか。

未だに任命しなかった理由を明らかにせよと騒いでいるむきがあるが、もしも論文の実績評価が審査の基準として検討材料であったとしたら、理由を明らかにすることで学者生命に重大な影響を及ぼすことにもなりかねない。

現時点では公安上の問題だということになっているようだが、騒げば騒ぐほど露見してくることが他にも増えそうである。

学問ではなく変な活動に力をいれていたら、学問の自由などという口実は通らなくなる。

直接的兵器の開発に反対するのなら解らなくはないが、科学技術というのは民間需要が目的のものであっても、兵器に転用できるものもあり得る。それも含めて全て反対、ことに日本人がそれに関連することだけは特に反対ということでは、日本のあらゆる研究が阻害される。

 

自ら省みて直くんば、と胸を張って言えるのなら、騒ぎ続けてみるのがよかろうが、国民はどうやらこの偏り過ぎてしまった機関は廃止した方が良いと思い始めている。東日本大震災の時、復興に苦しんでいる国民に対し、民主党政権に増税を提言してそれを通したことを忘れていない。

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