報道というのは可能な限り全体像を伝えるべきだと思う。
一部だけを切り取っての報道は、判断に公平さを欠く結果を招く。
名古屋入国管理局で収容していたスリランカ人女性が亡くなったということに関して、日本側だけが悪かったとするような報道については違和感を覚えていた。
関連する動画があったが、国としての検証は必要だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=FVx-qnpEP2I
亡くなったという事実だけは確かだが、ものごとにはすべて経緯というものがある。
報道されないが、どういう事情があったのかということを伏せたままで、不備だけを責め立てるのでは解決には結びつかない。報道される遺族の妹さんたちの日本側を責め立てる言動は、気の毒なことではあると思うが、反発心を起こされるような側面もあるのではないのか。
日本への不法入国及び不法滞在は、以前からとかく問題視されている。
不法入国をした後に難民認定などを求めることにすり替える悪知恵を働かせて、帰国させられることから逃れようとする者が多いのだという。
入国者の全てがそうだとは言えないだろうが、法を犯して不法に入国する者たちが、日本の法を守らないで犯罪に走る可能性が高いだろうことも想定するに難くない。
日本は法治国家なのである。
帰国する金がないというなら、日本側がそれを立て替えてでも強制送還する方が、双方にとって後々の被害が少なくて済む。
法の整備をしようとするといつもそれに立ちはだかるのは、特定のイデオロギーを掲げる組織である。
日本人の多くが難民や移民の受け入れに慎重にならざるを得なくなっているのは、そういうところに遠因があるのではないのか？
日本人が人権問題に対して冷たいからだということではないと思っている。
平和で安全な国であろうとするのは、決して咎められるようなことではあるまい。
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