終戦記念日が近づくと、また日本が悪かったということを言いたいがための番組が増える。
日本に悪かったことがなかったというつもりはないが、日本が気力をなくすような方向にもっていこうとするのは違うのではないかと思ってしまう。
何事も公平に見るには、全体像というのを知らなくてはならない。
切り取り報道というのがいろいろ言われるが、その最たるものは玉音放送であろう。
現在は「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び」というところだけが、繰り返し放映されるだけであり、全文を知っている人は殆どいない。
地面に膝まづいて泣き伏す国民の姿の画像は、自虐史観を押し進めようとする者たちにとっての格好の材料として使われるが、日本国民であるなら一度くらいは玉音放送の全文を読んでみるべきであろう。
最初は直立して聞いていたのだが、感極まって膝をついてしまったのである。
報道で隠されていたそれを知ることが、戦争を肯定することにつながるものであるとは思えない。
戦後に米国が調査して、日本が復興するには50年はかかるだろうと予想したと言うが、それをはるかに覆し、世界第2位のGDPを誇る国にまで発展した。(中国の方が上位にあるという人もいるが、総合的に見てそれが正しいとは思えない。)
日本人は玉音放送による陛下の願いに見事に応えたのだと思う。大和魂が潰えることはなかったからできたことだと信じる。
日本人は、戦後は日本のことだけでなく、世界各国にも貢献している。
どちらかと言えば、最近の日本人の気概の方が衰えてしまっているのではないかというのが気がかりである。
玉音放送のユーチューブ動画があった。
0 件のコメント:
コメントを投稿