国際的礼儀を守れないのに

 

王毅外相の中国共産党における序列は25位以下であるにもかかわらず、韓国に行くと超VIPになる。

李王朝の時代には中国からの使臣ですら国王が三跪九叩頭で出迎えたくらいだから、何も変わっていないということで、不思議でも何でもない。中国に対して低姿勢の韓国政府を見て、朝鮮日報はこうなげく。

中国は周辺国と平等な立場に基づいた外交をしてきた歴史がない。常に朝貢外交だけだった。

それはそうだろう。国として認めていたわけではないし、直接統治する魅力もなかった。

韓国では「礼儀を尊重する人や国」という意味で、自国を「東方礼儀の国」と呼ぶ。

自分たちが自分たちをそう呼ぶのだが、どこが礼儀を重んじる国だといえるのか？

約束一つ守ることができず、他国の悪口なら平気で並べ立てる国なのである。

精神的に麻痺してしまった民度だから、今回のオリンピックでは世界中から顰蹙された。

韓国人の精神世界において、日本に40年間国権を奪われたことは骨に染みる恥辱として残っているのに、中国の属国として500年過ごしたことは悔しがらない傾向がある。

属国の中でも中国によく仕えて他の模範になるという意味で、中国は朝鮮を『東方礼儀之国』と呼んだだけのことであって高く評価していたわけではない。これが朝鮮にとってどれほど侮辱的な表現であるかを理解せず、中国の称賛と考える間抜けな人がまだまだ多く自慢げにしているが、マナー違反が通常の国として世界から指摘されていることを考えた方がよい。

儒教の礼儀や秩序を守って、中国皇帝に誠心誠意の礼を尽くした国が東方にあるというのは、上から下への称賛の言葉で、現代の韓国人にとっては屈辱的な表現なのだから。