午年に因み、厩戸皇子(うまやどのおうじ)こと、聖徳太子のお話。(別名:豊聡耳、上宮王)
574年(飛鳥時代)、用明天皇とその異母妹の母の元に誕生。蘇我氏側について物部氏と対立。戦いに勝利したあと、四天王寺を建立した。冠位十二階、十七条憲法を定めたというのは、学校で習いました。
前には、貴い1万円札の肖像となっていました。
最近、聖徳太子というのは居なかったという説を唱える人もいますが、どうだったのでしょうか。
聖徳太子は、「我必ずしも聖にあらず。彼必ずしも愚かにあらず。共にこれ凡夫 のみ。」と仰せられました。
人の違うを怒らず。人皆、心あり。心各々執えるあり。彼は是すなわち我にあらず。我は 是、彼にあらず。我必ずしも聖にあらず。彼必ずしも愚にあらず。共に是、凡夫のみ。是 理にあらずして、何ぞよく定むべき。相共に賢く愚かなリ。
人はすべて、優れた人と劣った人に区別されるべきでなく、「 みんな同じく凡夫である」という意味です。
そうは言われても、そう理解するのはなかなか難しい。
だから凡夫なのかしら?
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