2016年11月14日月曜日

そもそもがシラス国だったことはただ知れば良い

自分は右翼でも左翼でもなくて、極めて中道的な人間であるとおもっている。
だから、生まれ育った日本の国を愛しているし、よりよい国になって欲しいと願っている。
ところで「愛国心」というのは禁句なのだそうである。
どこの国であっても、その国の国民は愛国心を持っていることが前提で、いろんな意見を戦わせているのだと思うが、ひとり日本国のみは日本人でありながら日本のことが嫌いで、反日的なことを主張して憚らない人たちが多いのが不思議でならない。

イデオロギー的に偏っていないとは言っても、民主主義国家に在っては暴力革命による以外に政権をとれない共産主義は、ちょっと違うんじゃないかとは思っている。

反日的な日本人が多いことは、ちょっとものを調べてみればわからないことでもない。
戦後7年間のGHQ政策が大成功した例なのだと理解している。
日本が侵略戦争をした悪い国だとしなければ収まりがつかなかったのだということは想像に難くない。
西欧諸国がアジア諸国になした侵略は、日本の比ではなかろう。それを棚上げにして歴史を語るのはアンフェアだと思うが、負けた以上従わざるを得なかったということになる。
表面上は負けたが、掲げた理想である植民地の排除という目的からみれば、どちらが勝ったのかわからないが、そんなことを言い立てても始まらない。
マッカーサー元帥が、日本の戦争は安全保障上の問題であったと米議会で証言したというが、我々はいろんな事実を、ただ知ればよいだけのことであり、それによって取り戻せる誇りというのは大きい。
困難を乗り越え、戦後の復興を黙々と成し遂げたのは、大和魂を教育された先人たちであることは紛れもあるまい。
わが国はそもそも「シラス国」ということで成り立っていた。
目に見えないことでも畏まるということができていた国である。
「お蔭様」「お互い様」「お天道様に恥じない」ということが徳目としてきょうつうしていた。
性善説に立つということだと思うが「罰が当たる」ということで、自らをりっすることができていたことだけをもってしても、凄いくになのだと思う。
昔のことを蒸し返してどうこうしようというのではない。
知らせない自由どころか故意に伏せられてきた歴史というのも沢山ありそうだが、今は知りたいと思えば、大抵のことはネット上にある。
仮令、良い悪いの判断はしなくても、「ただ知れば良い」ということは、キーワード足り得ると思っている。

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