2016年11月28日月曜日

漢字圏で使われている和製熟語は多い

思考は言語によってなされる。疑いようのない事実である。

明治維新以来、先進文化を取り入れるために、西欧の言葉を日本語に翻訳し、それによりできた熟語の数は相当数にのぼる。
翻訳できたということは、そういう概念が存在していたということにもなる。
日本製の熟語は漢字圏でつかわれるようにもなり、中国ではそれなしに日常の会話は成り立たないと認めている。
日本憎しの教育をし過ぎて、日本由来の言葉を排除し、中国由来の漢字すらも使わなくなってしまったK国の文化が、どのように発展させられるというのだろうか?

日本は、漢字であれ英語であれ、優れたものは有り難く受け入れ、より馴染むものに改革してきたことで得られたものは大きい。
ただパクルだけで、基礎研究に重きを置かなかったら、常に人後を拝するのみに終わる。
漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字を駆使し、思考を重ねて鉱工業、機械、薬学その他、近代文明を発展させることができたのだと思う。

日本語は、習得することが難しい言語だと言われるが、それならばなおのこと大事にしていかなくてはならないのだと思う。

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