ピアニストである倅は、演奏のためのレッスンは当然のことながら真摯に励むが、コンサート時にお話をする機会が多いことから、ボイストレーニングにも通った。
音楽の周辺にあるものであれば、バレエのような舞踊や宗教絵画、歴史や歌舞伎に至るまで、何にでも興味を広げて身に着けようと努力を欠かさない。
音楽に関連する地を訪ね、お祭りに参加もして地元の人たちと交流することで得られる感覚も大事だとしている。
ピアノの演奏のために役立つということになれば、筋肉トレーニングやストレッチもする。
プロというものは、そういうものなのかも知れない。
求める音楽を究めるのに気を抜かない姿勢には、我が子ながら頭が下がる。
面と向かって褒めたことは一度もないが・・・
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