2016年11月5日土曜日

間近に迫ったピアノコンサート

クラシックピアノのコンサートというと、ある程度の理解がないと行っても大抵は面白くない。
ピアニストが出てきて、しかつめらしい顔をして、自分の好きな曲を弾いて、1曲ごとに舞台から下がる。
プログラムも、どうしてその選曲になっているのかの繋がりがなく、テクニックをひけらかしているだけのような演奏者もいたりなんかして、とにかくとっつきにくいから、なんかのお付き合いで聴きに行ったとしても、次はもういいや、ということになりかねない。
とかく堅苦しいというイメージがついて回るようです。

しかし、そんな中で毎年楽しみにして、年1回の公演が待ち遠しいコンサートがあります。
20年近くの長い間、ザルツブルグからチェコに住んで研鑽を重ねた演奏は、説得力があります。
ピアノとはこういう音を出す楽器だったのだと感覚が新たになる、粒の揃った澄んだ音色が次々に紡ぎだされるので楽しいのです。

「ちょっと物知りになれるピアノコンサート」と銘打っての公演は、今回で6回目となる。
演奏の前後には、関連しての楽しい話があり、解りやすい解説もあるから嬉しい。

来場した人たちが「クラシックってこんなに良いものだったのか。」と、帰り際に満足げな顔をしているのが、毎年の光景です。
会場を去りがたい人がロビーに残り、挨拶に出てくるピアニストと話をするのも恒例です。

とにかく音が素晴らしいし、変な顔つきや動作をすることなく素直に弾くのが好もしい。
パンフレットが届いたので、皆様にも是非お勧めしたいので紹介します。
当日券があります。

http://hitoworld.web.fc2.com/ ホームページも自分で手作りしたもので、変に凝っていなくて親しみやすいです。



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