2017年12月3日日曜日

見当違いな意見では困る

昔から偏っていると感じてはいたが、もはや冷静公平な判断力を失ってしまった人なのかも知れない。
北朝鮮の核兵器開発及び廃棄を求め国連決議までして圧力を強めているのが何故なのか理解できないらしい。
「インドやパキスタンは核を保有しているのを認め、何で北朝鮮は駄目だというのか?持ってもいいではないか。」と何度でも繰り返して口にする。
議論に参加している出演者がその認識力の低さに呆れて、こりゃ何を言っても無駄だとして黙るから、ますます勝ち誇って得意げに繰り返すのを聞いていて哀れささえ覚えてしまう。
彼が主張する「北朝鮮が核を持っても良いではないか。」というのをそのまま受け取れば、「日本だって核を持っていいではないか。」ということとなることに気づきもしていない。
そんなことになったら真っ先に反対するに決まっているのに、彼には自らが論理矛盾に陥っているとは思えないのだろうか?

他の核保有国は、核の脅威をちらつかせて他国を威すようなことはしないが、北朝鮮は「米国を火の海にしてやる。」だの「日本を海に沈めてやる。」だの公言して憚らないし、事実、核の先制攻撃をしかねない狂気を窺わせるから、北朝鮮が核兵器を保有することには世界中で反対しているのである。
更に彼は変なこともいう。「アメリカは北朝鮮を敵視しているが、北朝鮮はアメリカを敵視していない。」と。
全く逆の判断ができる根拠は何なのだろう?ボ〇たということなのだろうか?
忘れて貰っては困るが、休戦中で今は戦闘状態にないだけで、敵国同士なのである。

韓国は直接的な当事者なのにも拘わらず、いつものように他人事のような動きをする。
組んで頼りになる国でないことは確かだが、何を考えているのやら。
韓国(朝鮮)と組んで戦った国で、勝利を得たという事例は歴史上一つもあるまい。
蒙古の時代からベトナム戦争に至るまでずっとそうだったし、しかも後に汚名を残す。
隣接する中国でさえ、半島を領地として組み入れることはしなかった。
風水上良くないということを理由にしているが、近接していることで解っている他の理由があるのだと思える。
厄介な国が隣にあると、しなくてよい苦労がついてまわる。
もしも北朝鮮の核を認めるというのであれば、こちらも核武装をするという前提条件が絶対的に必要となる。

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