2018年4月24日火曜日

何が優先事案となるのか


物事には、どんな場合にもどんな場面にも優先順位というものがある。
全てがうまく行くとは限らないから、どれが最重要課題かということで、そのためには我慢したり目をつむって後回しにしたり不問に付すことはたたある。
現実の生活の中では、そうした取捨選択は限りなく存在して普通なのではなかろうか?
セクハラ問題は無視できないとしても、それが国会審議をしない理由になるのだろうか?
セクハラを問題にして、議員が国会内で黒い衣装に身を包み、団体で行動している姿には違和感を覚える。
セクハラを無くそうというよりは、パフォーマンスをしているだけのように見えてしまう。
それよりも、それには抵抗できないことを見越して、パワハラ的な言動をしていることも、更に気がかりなこととして抵抗感を覚える。
どうして居丈高なものいいしかできないのだろう?

政治家が清廉潔白であることは望ましいが、それよりも国民の将来の為に何を為すかということが優先されて然るべしだと思う。

激動する世界情勢の中にあって、審議しなければならない重要議案そっちのけで、森友だ加計だといって1年も騒ぎまくり、無駄に費やしたことで失った国益や影響は大きすぎる。
疑惑だ疑惑だと居丈高になって質問を繰り返したが、どう掘り返してみても、そこに違法性というものは証明できなかったのではないのか?
どちらかといえば、質問した野党議員の側に説明責任を果たさねばならない事案が浮かび上がってきたのではないのか?それに対する説明は皆無である。

騒ぎ立てはしたが、収拾に困って、今度はセクハラだ日報だと矛先を変えてきているようだが、
いずれも最重要課題だとはとても思えない。
政局がらみにして、重要審議に入るのを避けているようにしか見えない。
これでは、野党の支持率が下がるのは、当然といえば当然であろう。
一体、国民が望む何をしようとしているのかが、皆目見えてこないのが情けない。

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