2018年4月29日日曜日

やっぱり、日本のことは日本がやらなくてはならない


朝鮮半島の南北首脳会談が2007年10月以来10年半ぶりなされ、共同宣言が発表された。
それによると、
「完全な非核化」を通じて「核のない朝鮮半島を実現する共同の目標を確認した」とする「板門店宣言」に署名した。
 両首脳は、年内に朝鮮戦争(1950~53年)の終戦を宣言し、現在の休戦協定を平和協定に転換するため、協定当事国の米中などを交えた会談を推進することで合意。文大統領が今年秋に平壌を訪問することや、5月以降、軍事境界線周辺の非武装地帯(DMZ)での敵対行為を禁止し、緊張緩和を図ることで一致した。
 南北共同連絡事務所を北朝鮮の開城(ケソン)に設置することも決定。金委員長は宣言署名後の共同発表で、全ての合意について「徹底履行する」と強調した。
 宣言文や共同発表で、北朝鮮による日本人拉致問題への言及はなかった。

文大統領の得意満面な顔がTVに映し出されていたが、素人考えかも知れないけれど、特別挙げなくてはならない成果ということになると、期待した程ではないというのが実感である。

確かに、首脳会談が開かれたという事実は評価しなくてはならないだろうし、それが米朝首脳会談につながることになることは大きい。
前に結ばれた南北の休戦協定に韓国は加わっていなかったから、今度の平和協定を結ぼうということになったのは、韓国が当事者となれるということでは評価できる。
しかし、非核化を目標とするということだけではなんとも物足らない。目標だというなら、それは従前と何ら変わりあるまい。意味するところは、米軍の撤退ということであろうし、いつになることやら判らない。
それで韓国が安全であるかどうかの保障はあるかどうかも判然としない。

その問題は、米朝首脳会談においてなされるしかないということなのだろうが、そこで決裂すると、待ったなしになりかねない。
手放しで喜んでいられる段階には至っていないように感じられてならない。
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私が書いた小説 
ある日突然、頭に「これを書け」という声が響いて書き始めた小説「夏風越の(なつかざこしの)」は、書き始めてから年月がかかった。
どう書き進めるのかは、降りてくるお告げに従ってのことであるから、一気に何ページにも及ぶこともあれば、何か月にもわたって一文字も書かないということもありました。
幕末から現代に生まれ変わって、超常現象を介して話しが進むということなのですが、何かが時々降りてきて言われる通りに少しずつ書き進め、2018年3月19日、第11部まで書き終えました。

童話 「トイレの神様」・「鬼切丸」・「昔ばなし」・「麦の命」・「猿酒を飲んだ天狗」・「狐のお嫁さん」・「花を摘んでいた少女」ほか、幼児に読み聞かせるのに良さそうなお話を書いています。

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