2020年8月23日日曜日

実態を隠そうとしても食糧不足


中国の穀倉地帯である揚子江流域は、大雨による洪水で水浸しになり、とてものこと農業に影響が出なかったとは思えない。
それにも拘わらず新華社の発表によると、中国の農産物は豊作なのだという。新華社といえば中国の御用メディアであることで知られているが、それにしたって見え見えの嘘を報道すれば信頼を落とすことに直結してしまうだろうに・・・
現に「n-1」などという食料倹約令が出ているのである。
中国は農業国であるとは言い難い。農業に適する土地は、国民一人あたりに換算すると狭く、食糧を確保することが難しいから、実情は食糧輸入国であり、米国からの輸入に頼らざるをえないのが現実ではないのか?
アメリカと争っている場合ではあるまい。中国の歴史をみれば、食糧不足が王朝の存亡に大きく関わっているのである。

それなのに、米国からの信頼を失うようなことには極めて熱心であるのが不思議でならない。
偽造運転免許証を米国内に大量に送り込んでいるのだという。違法薬物を米国に送り付けるやりかたと同じで、郵便物によって小ロットに分けているから、摘発が難しいのだというが、米国内に混乱を齎そうとしていることは疑いない。
中国はまともな政策を遂行すれば、金は十分にある筈で、食糧の輸入に困ることはないと思うのだが、その金を共産党幹部が個人の隠し財産として抜き取って、死に金としてしまっているところに問題があるのだと言われている。
いざ食料問題が表面化したとき、それを人道問題としてすり替えて支援を要求したとしたら、世界の諸国はどのように反応するのだろうか?
自分勝手にやりたい放題を繰り返していたことを、簡単に棚上げするとは思えない。

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