2020年8月8日土曜日

横流しの結果ではないのか


国連にはいくつかの国際機関があるが、その運営には疑義が多い。
例えばWHOなどもそうである。
コロナ騒ぎが起こった時、中国との渡航関係を制限しようとした米国に対し、WHOの事務局長はそれを無用だと公言した。
もしそれがなかったとしたら、今のように世界中で蔓延して、人類が苦しむことはなかった。
どう言い繕おうとしても、中国に忖度した事務局長の責任は重い。

いくつかある国連の組織のトップを決めるのは表向きは選挙ということになっているが、中国共産党はその投票に関し、加盟している国に対しての働きかけるのではなく、投票に影響力を持つ要人を標的にし、ロビー活動などで個人的に取り込むことで、自国に有利になるような工作をしているのだという。

国連安保理決議を隠れて破り、テロ支援国家に戦略物資の横流しを図っていたことで、日本側が輸出管理を強化したことによるフッ化水素などの取り扱いに対し、韓国が自国の非を反省するどころか、臆面もなくWTOに提訴した。
世界貿易機関(WTO)の紛争処理機関(DSB)は29日(現地時間)、スイス・ジュネーブのWTO本部で定例会議を開き、日本の対韓輸出規制強化を巡り、韓国が要請した紛争処理小委員会(パネル)を設置することを確定したというが、安全保障上の措置に口を差し挟むとでもいうのか?これに伴い、同問題を巡る両国の攻防がWTOで本格的に始まる見通しとなった。こんな判り切った二国間問題を受理すること自体がおかしい。

大体が、正式な手続きを踏めば、日本は輸出をストップしているわけではない。何に使われるか判らないものは安全保障上困るから、自分たちできちんと管理してね、としただけである。
彼の国は何しろ約束は守らないし、信用を重んじるという国民性が薄いのである。
好き勝手な量を輸入したいが為のこのようなゴリ押しが罷り通るようなことに加担するのでは、国際機関の信用性を損ねる。
しかし、受理された以上は、福島の水産物に関しての変な裁定をしたことがある組織だから、日本は油断なく対応し、断固これに勝ち抜かなければならない。

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