2021年10月22日金曜日

古めかしかろうが対応はしておかなくてどうなる

 

北朝鮮がSLBMの実権発射をした。国連安全保障義務違反であるが、なんら制裁はできない。

中国も極超音速ミサイルの実権をしたようであるし、違法ではないとはいえ何の狙いがあってのことか津軽海峡を軍艦で通過した。

我が国は、現実的な危機の前兆であるとの認識が希薄すぎないか?

日本国憲法で示されたような理想は、諸外国の考え方とは違う。折あらば侵攻しようとするのが現実なのである。

抑止力としての反撃能力を保持することで、無用な争いに発展することを避けられるようにすることは絶対的必要条件である。

公明党の山口那津男代表は19日のNHK番組で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け敵基地攻撃能力の保有検討に言及した岸田文雄首相を「敵基地攻撃能力というのは昭和31年に提起された古めかしい議論の立て方だ」と述べ牽制したが、じゃあどうするというのか?話し合いで何とかできる相手ではない。

公明は敵基地攻撃能力については一貫して否定的な立場を取っている。

山口氏は「国民の命と財産を守り、地域の安定を確保するためにどのような防衛力や抑止力がふさわしいか、これからの議論の中で合意を作り出していきたい」と述べたが、具体的にどう対処すればよいのか案を述べたことはない。

先ず備えをしておくことが有効な対策であることは疑いない。

台湾問題を含む中国、北朝鮮や韓国からの脅威に対する備えをしないままでいるわけにはいかない。

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