2021年10月25日月曜日

妄想を現実だと思い込んでいるから

 

何かにつけて常に日本への過剰な競争心を募らせている韓国は、光復軍が戦って日本からの独立を勝ち取ったと本気で信じている人が大勢いるらしい。

口先だけは勇ましいが、国の為に真剣に戦ったことなぞないだろうに。

逃げることには熱心であるから、これまでも戦いになると矢面に立つことなく必死で逃げ回ってきた。生き残った後で、妄想を逞しくして勝ったと言い張ることで精神的に自らを慰めて終わる。

 

人がみな事実を忘れた頃になると、妄想が頭をもたげ、子供が幼少期に学校で勝ったと教え込む。教えられた方はそれを疑うこともなく育ってしまうから、一生真実を知ることができない。

しかし、韓国が対外的に戦って勝った例なぞ一つもあるまい。

 

李舜臣が日本に勝ったと言うが、朝鮮抜きでの民国との休戦協定がなって引き上げる日本軍の背後を卑怯にも襲ったが、彼は敢え無く返り討ちに合ったのが歴史である。

日本の輸送船を小規模に攻撃する戦闘で、何隻かを沈めたくらいの戦果しかなく、勝ったなどとは言うも烏滸がましい。

 

ことほどさように、彼の国は戦いになると卑怯未練にも指揮官が真っ先に逃げ出すことが通例だから、戦って勝った例なぞないのは当たり前である。だからこそ、ずっと属国としての歴史を続けた。

 

シナからの独立すら自国が戦う気概が持てず、日本のお陰で独立できた。

それを記念して、迎恩門という屈辱的な門を廃棄して独立門を建てたのさえ、日本からの独立を顕したものだとの嘘を教えている。礎石に刻まれた文字を読めれば真実は判るのに、漢字が読めないのだから情けなくも言われたことのみを鵜呑みにする。

少しは自分たちの歴史を学んでみたらどうか。

 

教科書で教え込んでいる光復軍という嘘も、現実の組織としては400人足らずしかいなかったのだという。それではゲリラ活動もできなかっただろうに、どう戦ったと国民を欺いているのだろう?

李氏朝鮮の時代、1万5千人もの大軍で対馬を襲ったが、日本側の僅か7百人の軍に壊滅的敗戦をしたくらい弱かったのである。

自分たちの権益のもとであった奴婢を復活させたい両班たちが、小規模に騒いだだけで、大多数はそんな独立運動に加担しなかった。

それはそうだろう。せっかく李朝時代のみじめな身分が取り払われたのに、昔の境遇に戻りたい筈がない。

北朝鮮は、一部両班の権益が復活したように見えるが、国民が決して幸せになったとも思えない。

 

今更正しい歴史を学ぶ気はなさそうだから、日本との関係改善などできようもない。

このところ何かと援助を求めるかのような姿勢を見せるが、助けると後が返って面倒になる。

感謝どころか恨まれたり難癖をつけられたりするのが常である。

放置するのが無難と言うことになるのは仕方がない。

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私が書いた小説 「夏風越の(なつかざこしの)」

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「くぬぎ越え」・・・夏風越の)」の続々編です

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「遺された難所 疎にして越え難きもの」・・・時々書き足しています

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