2021年10月7日木曜日

英・豪の公式文書まで出てきた

 

戦後、日本が無防備な中で、一方的に李承晩ラインなるものを引き、無法に竹島を占拠した事実を誤魔化しきることは、どうやったところでできない。

当時、丸腰の日本漁民を銃撃して殺害したり、連日のように日本漁船を300隻以上も拿捕して乗組員を抑留し、満足な食事も与えず劣悪な環境下で人質同然に扱ったことを、日本人は忘れていない。

韓国領だと強弁しているが、日韓で戦争して占領されたわけではない。そんな度胸があった国ではない。

 

戦後、日本の独立と領土が決まった「サンフランシスコ平和条約」で、米国に加えて英国とオーストラリアも竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))を日本領と認識していたことが両国の公文書などで明らかになった。

政府は条約調印70年を記念して9月28日から東京・霞が関の領土・主権展示館で複写の展示を始め、近くネットでも公開する。

条約では日本が放棄すべき地域を「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮」と明記された。

これに対して韓国は、3島だけでなく「独島も含まれる」と手前勝手に解釈して領有権を主張しているだけで、正当性はない。

竹島を日本領だと言っているのは米国だけであり、連合国の総意ではないとまで、韓国はこじつけ主張してきた。

しかし、政府の委託事業で見つかった新たな資料は、条約の作成過程で、英国が竹島を日本領とする米国案に同意したことをオランダ代表との会合で示した公文書(1951年5月)や、オーストラリア外務省が釜山駐在の外交官に宛てた電報(同年7月)などがでてきたことで、韓国の主張は根底から覆った。

電報では韓国側がオーストラリアに対し、条約で日本が放棄すべき地域に「独島」を入れるよう要請する際に不正確な位置を伝えたため、韓国の主張を評価できなかったことを示す内容だという。

これまで、米国が竹島を日本領と認識する複数の資料が存在していたが、韓国側は「米国のみの見解で条約を結んだ連合国の総意ではない」と主張。今回の発見は韓国の主張を覆すものとなりそうだ。

韓国は非を詫びて、早急に日本に返還すべきである。

 

展示を企画した内閣官房領土・主権対策企画調整室の斎藤康平企画官は「条約の交渉過程で竹島の領有権について、日本の立場の正しさをより客観的に説明する史料が確認された」と話した。企画展は12月5日まで。

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