2016年2月6日土曜日

日本人の口からは言いにくいことを事実に基づいて海外で言ってくれるようになった

太閤記を読んで育った子供の頃は、徳川家康というば狸親父ということで、家康のイメージというのは一般的には良くなかった。
その後、山岡壮八の小説である徳川家康が読まれるようになると、いろんなことが判るようになり、見方は全く変わった。
物事は、どちらか一方の視点からみるのは公平ではなく、全体像としての判断を誤る。

海外などで会うK国人は、こちらが日本人と分ると、なんとか親しくなろうと愛想よく近寄ってくる。
海外に出たことで、日本人の方がより好かれているという公平な見方ができるようになった結果というより、そもそもが自国で習っている歴史教育は違っているのではないかと薄々は知っていて、反日どころか親日なのではないかと思わされてしまう。
自国内では建て前を通さないと大変らしいが、本音の部分は違うとも受け取れる。
それはそうでしょう。インターネットの世界では、教科書に書かれているよりもっと説得力のある事実がいくらでも手に入るのですから。
資料や写真を冷静にみれば、恩恵を被っていることはあっても、簒奪するようなものは殆どなかったということになる。
そうはいっても、建国の正当性を歴史的に解決することができなければ、この後も反日を国是とする以外にないのかも知れないが・・・

細かなことを言えば、その材料の一つとしている慰安婦問題のカードについて、
米国でも、最近は強制連行とか性奴隷とかいう表現は影をひそめつつあり、相変わらずなのはCNN(彼の国ではあまり相手にされなくなりつつあるメディアだとか)くらいのものだと、有名な辯護士が言っていました。マイク何某というのも、いま政治的窮地に立たされているのだとか。

A新聞の捏造記事?は、国益を大きく損ね、チョウ日新聞だとかアカヒ新聞だとかいって揶揄されましたが、問題が大きくなったのは悪いばかりでもない。
日本人が言ったら問題になりそうな主張を、外国人が証拠を調べて、事実に基づいて発言するようになってきているからです。
一時的に、悪いイメージが広まりすぎた弊害はあるが、日本人の口からは言いにくい事実関係が明らかになっていくことは、この先も続くに違いない。
プロパガンダでは、真実に打ち勝てないということになる。

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