2017年2月19日日曜日

言行不一致?

人は学習することによったり、環境や立場が違ってきたことで、意見が変わることは有り得る。
現状に則してよりよい判断と選択をしようとするのは当然なのではないだろうか?

国会における野党の質問を聞いていると、過去に何を言ったかを探し出してきて追求する場面をよく見るが、そんなことを言い立てたら、野党が過去に言い放ったことをどう説明するというのか?
確かに、言うことがコロコロ変わるのでは信頼がおけないであろうが、近々の説明責任を果たすこともなく質問にたっている議員だって多い。

戦没者の慰霊に訪れたことなぞ無さそうな議員が、8月15日に靖国を参拝しなかったことを言行不一致だと責め立てて時間を費やしていた人もいた。
立場上、無用に軋轢を生じさせないための苦渋の選択で参拝しなかったと判らない筈はあるまい。
そんなことで国会が揉めるとなれば、靖国は外交カードになるとして、いつまでも使われる。
挙句の果てには、隣国では、日本は靖国を参拝して世界征服を目論んでいるなどと妄言を吐く人まで出てくる始末である現状を惹起せしめた遠因とはなっているように思う。

靖国に、そんなわけがあるまい。それが解からないとしたら、国民の意識からズレすぎている。
批判・難癖の類で大事な審議時間を空費する前に、デフレを早く脱却して税収を増やすことに協力して臨むという姿勢はとれないのか?

今度は、通りはしないであろう大臣の不信任案を提出するのだという。
そんなことをしてばかりいるから、国民からの支持が離れていくのではないのか?

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