2017年2月24日金曜日

関係のない国に慰安婦像を建てる裏の含み

慰安婦問題。
どこの国にだって脛に傷を持っている。
槍玉にあがった日本を悪者にして、韓日で騒いでいる分には、高見の見物として放置していられたが、日本が本気になって反論し始めると、そうそう気楽に構えていられなくなった国がある。

日本側がいかなる資料を調べてみても、強制性をうかがわせるものは一つも出てこないし、米国が膨大な費用をかけて調べてみても、性奴隷などという事実は全く見つけられなかった。

唯一、韓国が証拠だと言い張っているのが、旧慰安婦の証言のみである。
その証言に出てくるのは、クリスマスの話であったり、ジープで移動したとかヘリコプターに乗ったとかであったり、軍服のファスナーであったりするのでは、日本軍とは結びつかない。年齢も整合性がつかないから、少女のときに拉致されたのだと辻褄合わせをするが、いずれにしても矛盾だらけで、証言証拠として採用できる代物ではない。

今まで日本は黙っていたが、本気になって反撃を始めたら、それは日本ではなく米軍のことだったのではないのかということも明らかになってしまう。
そもそも慰安婦問題を主導しているのは、反米が目的の北朝鮮の勢力であったり、中国の思惑であったりするのだと知られてきている。

米国内に慰安婦像が建てられたら、それは反米が根本目標にある運動であると気づかれないわけがない。
なんの関係もない米国に慰安婦像を建てる目的は何なのか?といえば像の、基盤に書かれている日本という文字を米国と書き換えれば、それは即座に対米非難に替えられるということ。

オバマ前大統領は、北朝鮮の動きが不穏であるとの理由で、日韓の合意を迫ったということになってはいるが、そろそろトバッチリが来そうだと考えたからではないのか?
人権運動なのだと主張を変えてきているが、旧慰安婦のお婆さんたちが、韓国でどのように遇されているかといえば、かなり可哀そうな状況であるとも聞こえてくる。

嫌がらせをして、それが愛国心だと勘違いしているうちはまだ大目に見てもらえるだろうが、行き過ぎて世界からも呆れられてしまうのでは、愛国などとは程遠いことと理解すべきであろう。もうそろそろ矛を降ろさないと、本当ににっちもさっちも行かなくなるのではないのか。

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