2017年2月25日土曜日

敵と味方の判断もつかないのでは

現在の日本人の大多数は、どこかの国を積極的に敵だと思っている人は少ないんじゃなかろうか?一昔前なら戦争になってもおかしくないことをされても、事なかれ主義かどうか知らないが、黙ってやりすごしているだけなのだと思う。

強いて言えば、相手国が敵だというから、それなりの備えをしておかねばならないとしているの現状なのではないだろうかと思う。
S党のF女史のように、侵略されて殺されても構わないと公言したが、本人がそう思うのは勝手だとして、そんなのはご免だというのが、他の全員の本音ではないかと思う。

戦力は現実にあり経済力もあるのだが、それが抑止力とならないのは、いざとなったらそれらを使うぞ、と言明しないからであろう。
米国が守ってくれると、反米を唱えているにも拘わらず恥知らずにも公言する人もいるが、そんなわけはなかろう。まず、当事者がその気概を示さなくて、どうして米国が動けるというのか?

過去に戦争は確かにしたし、戦争と言う異常事態下では、酷いこともあったに違いないが、どちらか一方が全て悪いということは、どんな場合にもあり得ないであろう。
悪かったことは反省し謝罪することは当然であろうから、今までそうしてきた。
しかし、一歩引けば2歩も3歩も踏み込んでくるのが、日本が敵だと言っている国々である。
極めて危険な考え方であるといえる。

我慢するにしても、事実でもないことまで謝れといわれるのは困るから、それは違うでしょというと、歴史修正主義だと言われるのが実情である。
戦争に負けたのだから、多少は我慢して譲歩するにしても、捏造が明らかなものにまで謝れと、いつまでもいわれるのはたまらない。
ましてや戦争をしたこともない国が戦勝国気取りでものを言うのは、いい加減にしてくれということになる。
それが過ぎれば、新たな諍いの種だって生まれかねない。

不思議なのは、南北が統一されれば日本に勝てるくらい強くなれると韓国は言っているが、韓国が朝鮮を統一できると何故思うのだろう?
逆に支配下におかれる可能性の方がよっぽど大きいように見える。

さらに言えば、経済も工業も半島とはけた違いに進んでいた東西ドイツだって、統一直後は大変だった。即ち半島の両国が一緒になっても、すぐに発展するとは考えにくく、むしろ後退するのではないのか?

感情的になって騒いでいるばかりでなく、状況判断を的確にし、国の将来を冷静に判断できれば、どうすれば良いのかわかるはず。
互いがというか、一方的に当方を敵対視しなければ、争いは避けられる。
こちらが本気になって対応しようと思う前に、考え方を変えたらどうなのか?

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