2017年9月22日金曜日

前文通りでこの先も行けるのだろうか?

本当にこれで行けるのだろうか?

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

日本国憲法の前文はまことに結構なことであり、全世界がこれを守るというなら戦争は起こり得ないから、日本に軍隊というのは不要となるし、自衛権の為の備えもなくて済む。
しかし、そんなことを信じることができる人が世界に一人でもいるだろうか?唯の一人もいまい。
戦争というのは、相手国があるから起こる。
まことに遺憾ながら、日本にその脅威を与えている国は、日本が防御力を持つことに対し躍起になって反対する左翼系の人たちが好きな共産主義国なのではないのか?
それらの国に侵略されることに障害になりそうなことは反対だと言っているように聞こえる。
戦争反対を旗印にして大声を上げて煽るが、公平冷静に考えて、好戦的なのは共産主義国の方なのではないのか?
それらの国とは、いくら努力しても話が噛み合わない。話し合いで何とかなるとはとても思えない。
自衛力を強化するための装備と法体制の整備は必須条件なのだと思う。
それが強烈な抑止効果を齎し、戦争を防ぐことに繋がるのではないだろうか。

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