2017年9月1日金曜日

自分が意見を言いたい司会者

「北朝鮮は中国国防上の戦略的緩衝地帯として重要だから、中国は北朝鮮がなくなることは不利益だから、強くはでられない。」などと言い古されて久しいことを、得意げに番組で主張していた司会者のT氏は、緩衝地帯どころか今や軍事的脅威になっていることを見逃していて、もはや説得力のある主張をできなくなっているように感じた。
彼の言うことは、単に何かを知っているということだけのことが多く、進むべき道や方策を提案できなくなっているかのようだ。

自分の意に染まないと、司会者なのに出演者が発言している最中に遮り、自説を述べることが常態となっていて、闊達な議論の妨げとなっている場面が多い。

「敵が攻めてきたら戦うのか!」などと変なことを真面目に聞く。そんなの決まっているではないか。むざむざやられて死ねとでも言いたいのか?
それに、本土に上陸されてしまって鉄砲で撃ち合うとか、ゲリラ戦を想定して、それが戦争だとでも思っての発言だとしたら、近代戦の何たるかも知らないということになる。
領空なり領海を侵犯したら、即座に激殲滅しつくすぞという備えと、その告知を予めしておくのが近代戦の初歩知識ではないか。
寄らば斬るぞ!ということで、抑止力とする。
そういうことを無視して偏った方向付けをしたい様子がミエミエだから、その番組を見なくなってしまっている。

昔から、頭文字にTが付くキャスターや司会者やジャーナリスト(田 ・鳥 ・筑 )は、偏ったことを言うのが常で、他の主張を公平に取り上げることをしなかったように思う。
日本の為ではなく、他国に阿っているのではないのかと疑いたくなる。
それはそれで言論の自由で勝手だから文句を言うつもりはないが、そういう姿勢がつもりつもって、それに違和感を覚える人たちが他の情報源を探るようになり、結果としてマスコミ離れを起こしたのだと思う。

判断材料となるものが多いほど、公平な見方をすることができる。
情報を絞ったり、ヘンな解説やミスリードを狙うようなことは、まともで賢明な国民たちから見透かされているということを悟った方が良い。
如何に国の行く末を安寧で豊かにしていくかの提案がなくして、批判ばかりではもうウンザリしているのである。
彼らが言うことに従わないとすぐに「右傾化している。」と決めつけるのにもウンザリしている。

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