2017年9月23日土曜日

どこで終止符を打つか

外交の知識も全くないままに、素人が普通に見ての捉え方ですから、的外れかもしれませんが、あながち全部違うとして否定しきれないのではないかと思っています。

北朝鮮は韓国を制圧して半島を統一したいと思っている。
その場合、唯一障害となる目の上のたん瘤は、米軍が駐留しているということ。
これが撤退してくれれば、ことは容易に運ぶ。
米国の核兵器に対する抑えとして、中国もロシアも不可欠であったが、自前の核をもてば、中ロはかえって邪魔になる。
韓国は何を勘違いしているのか、韓国主導で半島を統一するなどと言っているが、それは殆ど不可能に近い。
軍事的にもそうだが、民族の特性として、圧倒的な強権をもって押さえつけなければ民衆はまとまりがつかず、好き勝手な行動に走ることからも、そうなる。
早い話が、この期に及んでも親北が政権をとり、庇護者である米国にあからさまな反米を叫ぶ者も多くて、国論をまとめられない。
国民の誰もが根底に抱えているのが憎悪の意識であり、そこから脱却できない。
憎悪の原因は全て、不都合なことは他人の所為であり自分の努力不足自分の至らなさの所為だと認識できないところから始まっている。
彼らがいつも口にするのは、自分は悪くない。悪いのは自分に悪事を働かせた人だとする驚くべき主張。平気でこれができるこの精神構造は、もう治りはしなさそうである。
昔からよく言われる通り、最悪の時に最悪の選択をするという民度のなせる業であろう。

「対話を」と未だに言う人がいるが、あいては対話の場には決して出てこないではないか。
「自分の言うことを聞け。」というばかりで、手のつけようはあるまい。
最悪の核戦争を避けるために、米国は戦線を下げて韓国から撤退する可能性だってあり得る。
なんとなれば、命がけで守ってやっても感謝されるどころか恨まれるということを、嫌というほど学んでいるに違いないからである。

半島に収まりがつけば、そこから先に紛争を拡大することは可能性として極端に低くなる。
とりあえず、そこで終わりということになる。
何となれば、そこまでいったら平和ボケした日本も流石に覚悟を決めるし、そうなったら簡単にはいかない。
覇権主義では、その先の世界の情勢を変えられない。
米国も多少面子は潰れるかもしれないが、東西冷戦時のようなこととは違う。実益を考えれば、そういうことだってあると思う。

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