2017年10月13日金曜日

かなり危ない状況下にあるのではなかろうか

このタイミングしかないと決心しての解散総選挙だったのではないのかとしかどうしても思えない。どんなに悪くいわれようと、国に責任を負う立場として、今しかないと決断したのだと思う。

米国は中国の党大会の期間には、中国の面子には配慮するし、日韓両国の訪問を終えるまでは動かない。
しかし、それが終わった11月以降には、北朝鮮を攻撃する可能性が強い。このまま放置することはもうできないとの判断を下していて不思議はない。
だとしたら、それまでに安定政権を築いておかなければならない。
国難突破ということの本音は、表立って言えないだけで、そういうことなのではないのか、と読める。

そんな中で、選挙期間中にミサイルの発射その他の挑発行動を北朝鮮がすれば、日本の選挙は一気に安倍支持で決してしまう。
あわよくば、安倍政権に多少でも影響が出そうな選挙結果を待ちたいところだが、野党は国民の支持がえられそうな政策論争ができず、あわれにも森友が~とか加計が~とかお友達が~とか言っているだけで、とてものこと信頼が得られるような選挙活動ができない。
説をころころ変える議員や、寄せ集めの俄か候補者が票を集めることができないと見極めてしまえば、日本カードは諦めて北朝鮮はすぐにでも挑発行動をしかねない。
彼の国では、指導者が弱腰を見せたら最後、統治が難しくなる。暴虐であろうが何であろうが強権を振う者にしか従わない民族なのである。

中国がカードは、あてにならない。
金正恩は、中国のコントロール下には無いぞと意思表示するために、これまでも中国の面子を潰し続けてきたではないか。中国の党大会なぞに遠慮しない。
米国の戦略爆撃機が半島近くの上空を飛び、空母打撃軍も移動を始めた。
金正恩が我慢しきれるかどうか、全く予想できない瀬戸際にあることは確かだと思う。
日本にミサイルの破片でも落ちるようなことにでもなれば、緊張は一気に高まるという状況下にあると認識すべき時なのだと思う。

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