2017年10月23日月曜日

鉄の5倍の強度をもつ紙

先日打ち上げに成功した人工衛星みちびき4号機が加わることで、合計4基の衛星が連携して稼働することになり、日本のGPS精度はマッチ箱大のものまで解析でき、誤差は6センチだという。国防上も重要な意味を持つ。

セルロースナノチューブという技術を確立しつつあるという。紙の延長線上にあるというが、これは鉄の5倍の強度を持ち、7分の1の重さで物を作ることができるという。
日本は国土の70パーセントが山林であるが、そこに育つ樹木の3分の2は植林などにより人工的に管理されていることから、原料の継続確保も容易なのだという。

マグロの完全養殖には成功しているし、ウナギのそれも続くに違いない。
日本にはその他にも、カーボンナノチューブ、カーボンナノベルト、特殊鋼、精密工作機械、電磁石、電池など数多くの他国が追随できない技術があるのだという。
これらは、地道でたゆまぬ努力が積み重なってのことである。
働くことを美徳として考えてきた国だからこそ、為し続けられる。

最近気になるのは、日本が有する特殊技術を擁する鉄鋼や電子技術の大企業に不祥事が発覚することである。
日本人が物作りに取り組むとき、基本的にゴマカシをすることがあるとは考え難い。
ハメラレタのではないのか?と感じる人が多いのだという。
不祥事があってそれが問題になれば、企業の命運にも影響が出るし、株価も下がる。
外資が入ってくることで、門外不出の技術を他国が簡単に手に入れることができるという戦略というか謀略があるのではないのかと危惧してのことである。

いろいろ防衛しなくてはならないことが多いように感じる。


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