2017年10月5日木曜日

掃海なくして海の平和はない

日本の掃海技術は、世界一優秀であるといわれている。
終戦間際、日本への飢餓作戦を狙ってばら撒かれた機雷は夥しい数にのぼり、その除去なくしては日本に船が近づくこともできなかったから、民間船が安全に航行できるようにした掃海は、国の復興に大きく寄与した。
それを知る人は少ない。

自衛隊の掃海技術は世界各国が大きな信頼を寄せているところであり、頼まれて平和のために機雷の除去に赴くが、マスコミはこぞって世界各国が日本の軍事力に危惧の念を抱くとして反対するのが常であった。
だから、実際には大歓迎されていたことを報じたことはなかった。

これに限らず、自衛隊が派遣されたところはその殆どが現地住民に歓迎され、信頼関係を築いていたが、報道されたことがない。
戦争反対は結構だが、事実がどうであるかを正しく伝えることは、平和に資するのではないかと思っている。
自衛隊の駐屯地に攻撃を加えると、現地住民が黙っていないという動きをみせるのだという。

報道というのは、地道な努力が評価されていることも伝えなくてはなるまい。
自衛隊イコール戦争という括りでは余りに短絡的過ぎて、ジャーナリズムを名乗ることなぞできないのだと感じる。

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