終戦記念日の頃になると、靖国参拝が騒がれる。
終戦以来40年間60回以上、歴代総理は靖国参拝をしていたが、それが問題視されることはなかった。
国の為に殉じた人を弔うのは、戦勝国であろうと敗戦国であろうと、極めて自然な行為であり、それが戦争を美化したり或いは再び戦争を起こす行為に繋がることとは程遠いであろうに。
戦後40年も過ぎた中曽根総理の参拝の時から、突然のように中国がクレームをつけ始めた。
A級戦犯の合祀がきっかけであったかと思うが、A級戦犯というのは永久戦犯ということではない。人道に対する罪という事後法によって裁かれた結果の罪名であり、祀ることが再びの戦争を目論むためのものではないことは、誰もがそう思っていよう。
日本では、死ねばみな仏というのが宗教観である。
何故か朝日新聞が騒ぎ立て、中国にご注進ご注進とばかりに、これでいいのかと迫ってからだと言われている。
外国とは言え、言われれば何らかの反応はする。意外なことにこれが外交カードとして効果を出したから、その後も続いているのではないのか。
日本国内でも、左がかった人が多かった時代であったが、変なリードをしたものである。
寡聞かも知れないが、靖国参拝に反対しているのは中・韓(朝鮮)だけではないのか?
別して韓国(朝鮮)と日本は戦争していないのだから、何をもってかの国が騒ぐのか理解に苦しむ。
ノムヒョン大統領が中国の尻馬に乗って騒ぎ始めるまで何も言っていなかった筈である。
人が嫌がることはなるべくしないようにするのが日本人であるから、閣僚の公式参拝は控えているが、中韓は嫌がらせの為に反対しているように思えてならない。
もっとも過激に反対を唱えているのは、日本のマスコミのようですらある。
宗教とか心のありようというのは、穏やかでありたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿