2018年8月27日月曜日

漢字は有り難く使わせてもらっている

聞いた話だから定かではないし、出典がどこかもわからない。
豪州かどこかの人が、「日本人は恥知らずだ。未だに中国由来の漢字をつかっている。」と言ったのだそうである。中国人に阿っていったのかどうなのかもわからない。
それに対して中国人が言った言葉が凄い。
「貴方は何を言っているのだ。現在の中国が使っている重要な言葉の7割は、日本が明治時代に作ったものだ。それなくして中国の会話は成り立たない。日本人は中国でさえ崩してしまった漢字を大事につかっていてくれる。残念なのは、日本が尊敬しているのは自由が通用した唐時代の文化であり、現在の中国ではないことだ。」と応えたのだという。

文字は確かに漢字を使っているが、言葉は日本語である。
ローマ字を使っている人にとやかくは言われたくない。
漢字は、字自体に意味をもっているから非常に便利効率的で、端的にものごとを表せるから、論理的思考にも適している。
漢字を捨てた国が文化的に後れを取った理由というのも、そのあたりに原因がありそうである。


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