2018年8月22日水曜日

餌場ではカブトムシの方が強いらしい


昆虫で最強なのはスズメバチだというが、1対1の戦いということになると、カマキリと良い勝負なのだという。
カマキリの鎌で捕えられると、流石の顎も毒針も届かなくて、食べられてしまうという。

スズメバチは、卵を産むのは女王蜂のみで、あとはひたすらエサ集めや巣の警護のために働くのだというが、極めて攻撃的だし獰猛であるから、見かけても近寄ったり挑発したりしない方がよい。刺されると激痛が走り、時には死に至ることもある。
彼らのエサは主に終齢幼虫の持つ巨大な唾液腺から出される分泌液だというが、これはかなり栄養価が高く、人間の母乳と同じ成分構成なのだという。
しかし、いつでもその高級なエサにありつけるわけではないので、そんな時は樹液を吸いに行くことになる。
強力な顎を持ったスズメバチは自分で木の皮に傷をつけ、そこから樹液を吸うことができる。
アベマキやコナラ、アカメヤナギの樹液を吸うのであるが、縄張り意識が強く、同じ木の樹液を吸っているのは同じ巣の仲間だけだという。他の巣のスズメバチが来たりすると、執拗に追い払う。
ところが、樹液が出る場所には他の昆虫もやってくる。
樹液をめぐる争いでは1位カブトムシ2位クワガタムシ3位カナブン・オオスズメバチの順なのだというが、どうしてカブトムシの方が強いのだろう?
カブトムシもカマキリと同様に、蟻酸をはじめとするスズメバチの毒に対するレセプターを持っていないのかもしれません。
レセプターがなければ毒も効きませんから。


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私が書いた小説 
ある日突然、頭に「これを書け」という声が響いて書き始めた小説「夏風越の(なつかざこしの)」は、書き始めてから年月がかかった。
どう書き進めるのかは、降りてくるお告げに従ってのことであるから、一気に何ページにも及ぶこともあれば、何か月にもわたって一文字も書かないということもありました。
幕末から現代に生まれ変わって、超常現象を介して話しが進むということなのですが、何かが時々降りてきて言われる通りに少しずつ書き進め、2018年7月2日、第12部まで書き終えました。一応の区切りとしたい。

童話 「トイレの神様」・「鬼切丸」・「昔ばなし」・「麦の命」・「猿酒を飲んだ天狗」・「狐のお嫁さん」・「花を摘んでいた少女」ほか、幼児に読み聞かせるのに良さそうなお話を書いています。

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