2012年12月14日金曜日

雪の世界に浸りたくなって


雪の冬山は、危険だといわれても、出かけて遭難したというニュースをよく聞きます。

冬山のベテランといわれている人たちでも遭難することがあるのだから、確かに危険と隣り合わせなのも事実でしょう。

それでも行きたくなる気持ちというのは、わかる気がします。

一面の銀世界と静寂に覆われて、頼みにするのは自分の気力と体力。成し遂げたときの満足感と達成感にはたまらないものがあるのだと思います。

 

雪山登山まではどうも、というときに雪の世界を満喫するのに、日光の光徳牧場や上高地の河童橋あたりが素晴らしい。防寒対策を十分することは当然です。

 

信州の諏訪市と伊那市の境にある守屋山は、標高1650メートル。

杖突峠には守屋山の登山口があり、そこは著名 な花の百名山。 代表的な花は座禅草で、4~5月に咲きます。

 

 5~6年ほど前になりましょうか。アイゼンを鳴らして、雪の守屋山に登ったのは・・・

蘇我氏との戦いに敗れて逃れた物部守屋の一族が祀ったという祠の少し先あたりの雪景色です。

 

冬山は危ないとよく言われますが、装備をきちんと整え、危険だと思ったら途中から引き返す勇気を持っていれば大丈夫です。

この山は、さして高くもないし冬でも登りやすい。
真っ白な雪の中の静寂というのは、感動ものです。

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