不平不満愚痴を、人前でも平気で口にする人がいます。
口にする以上は、そう言いたくなる現象が結果として自分の上に起こったということなのでしょう。
因果律で言えば、結果と言うものは原因がなくては表れない。
酷な言い方ですが、全部自分が招いたのだということになります。
きっとどこかで、悪い想念を持ったのだということになります。
自分が覚えてもいない前世のことであったかもしれませんが、縁を得て現れたのです。
類は類を持って集まる。朱に交われば赤くなる。
原因となることは、それが良いことでも悪いことでも、潜在意識に刻み込まれます。
潜在意識に刻み込まれたことは、どんなことであっても実現に向かって動き出すのだと言われています。
もし、嫌なことが自分に起こったのであれば、「ああ、こうして自分に表れたのだから、これで消えるのだ。」と信じきるのです。
間違っても、その厭なことに捉われて、原因として又掴み直してしまってはならないのです。
難しいことなのですが、許して解放するのです。
「こんな厭なことが起こったのだから、後にはきっと良いことが起こるに違いない。」という善念に切り替えると良いと思います。
では、良いことを想ったら、良い結果に結びつくのか?ということになるのですが、それは必ずそうなります。それが因果律の真理です。
良い結果がすぐ現れるときもあれば、なかなか現れないということもあります。
潜在意識は、時機を選ばないといいますから、やむを得ません。
ただ、原因のないところに結果はあらわれない、というのも真理なのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿