2013年8月15日木曜日

神社詣でのお作法の基本


神社に詣でるのは、大抵の場合お願いのスジがあってということでしょう。

 お願い事をするのであれば、無作法であってよい筈がありません。

 人に頼みごとをするときだって、礼儀正しく丁寧にしなければ聞いてはもらえません。神様にであれば尚更です。

 

1.まず一の鳥居をくぐる前に軽く一礼します。

2.参道を通るときは、道の端を歩きます。真ん中は、神様の通り道です。

3.参拝の前に手水をつかいますが、

  右手で柄杓をとって水を汲み、まず左手を洗い清め、次に柄杓を左手に持ち替えて右手を洗い清め、更に右手に持ち替えて左手のひらに水を注ぎ、その水で口を濯ぎます。

  その後、左手に水をかけ、残った水は柄杓を立てて柄杓の柄を洗い流します。

  柄杓を元の場所に静かに戻します。

4.神殿前では軽く一礼して鈴を鳴らし、何処そこの誰がお参りに来ましたと告げます。(自分の住所と名前のことです)

  (神様なんだから、そんなことは先刻ご承知だろうなどというのは、心得違いです。)

5.二礼二拍手してから願い事を心に響くように唱えます。音に観応するのです。

  このとき、自分の内なる神と合体するようにイメージすることも大事です。

  その後一拝して、神前を下がります。

6.参道から鳥居を出たら、振り返って一礼します。

 

これは、子供の頃、村の鎮守の神様の神職から教わった作法です。 

  参拝は、できれば午前中に、遅くとも2時までに済ますようにします。
  大勢の参拝者が落としていった罪穢れが払いきれず淀むからだといいます。

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