ノギとは禾のことなんだけれど、これがなんだか知っている人っていうのは、案外少ない。
カホンカ植物の「カ」すなわち禾は、稲や麦の種子の頭についている肌に触れるとハシカッぽい(チクチクする)、ちょんと出ているトゲみたいなのをさして言います。
で、それのなにが大事かっていうと、「和」とはなにかということ。
ノギは穀物のとくにイネ。それを一緒に口にする、別の言い方をすれば「同じ釜の飯をくう」っていうのが和のはじまりということになる。(ゆめゆめうたごうことなかれ)
なぜ、同じ釜の飯を食うと親しくなるのかというと、同じものをたべるということは、同じ血ができるということ。
なんですと?食ったんじゃなくて液体にしたのを飲んだんだろうって?
双子葉植物に対する禾本科植物。
禾編のついている漢字は、ここからできています。
米も麦も良いが、小判ということになればそれはまた楽しいから、小判草の写真。
猫に小判などということになりませんように。
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