チューリップというと、すぐそれに続いて浮かぶのはオランダです。
ムスコがザルツブルグでもっとも親しくしていた友人は、旧侯爵家の出で、ハプスブルグ家の流れをくむ花のマイスターであり、大きな温室を経営する花屋さんでもあるG氏。
その彼が、オランダは品種改良をしたことでチューリップといえばオランダだということになっているが、そもそもの原産地はイランなのだといって教えてくれました。
品種改良が進み、色も形も数多い。
暖かいところが栽培には適しているので、イタリアから仕入れたほうが花としては良いし、値段も安くていいのだとのことでありました。
知らないことって多いもんだと思いました。
そのむかし、球根ひとつ家1軒なんていう時代があったのだというけれど、今はそれほど値段が高い花ではありませんから、ぴんときませんでした。
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