2015年4月12日日曜日

お金を払っても行き先が決められないバスに乗ることができるだろうか?


マスコミが騒ぐときは、ちょっと冷静になって考えた方がいいのかも知れない。

先の政権交代とか慰安婦問題とかで、身に浸みてわかってきていることでもある。

 

経済問題に詳しいわけではないが、日本人の嗅覚というか判断力というのは凄いものがある。

AIIBのバスに乗り遅れるな」という論調についても、明確にならないことが多すぎて、今一信用できないとする意見がかなりの説得力をもっているように思える。

 

中国の外貨準備高が巨大であるということについても、その実は借り入れを差し引くと債務超過なのだというし、外資は現状続々引き上げにかかっているから、ますますそれは大きくなる可能性をもっており、そんな大金を用意できる余裕はない筈だという。国内の経済も行き詰まって、中国主導で新幹線や原発を労働者つきで輸出することを考えているのではないか?と読む人もいる。アフリカではこれが酷いことになっているのだとも・・・

 

ADBの審査に通らないような案件に安易に貸出をすれば、貸付金が回収できなくなる恐れがあるとの指摘もあり、更に構造上貸付の最終決定をするのが集金pay(うまい表現をする人がいるものです)さんということになることからも、安定性は期待しにくいともいう。

 

国策を決めるときには、感情的に煽るのではなく、きちんとデータなり情報を提供して、国民の判断ができるようにしてもらいたいと思うのだが、そういうことが報道されているようには思えない。

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿