2016年8月28日日曜日

厄介なことには違いないが

SLBM:潜水艦発射弾道ミサイル( submarine- launched ballistic missile, )は、射程に限らず潜水艦から発射する弾道ミサイル を指す。現用兵器は全て核弾頭を装備するから厄介である。
北朝鮮がこれの発射をし500キロメートル飛んだということは、一定の脅威であることにちがいはないにしても、直ちに危険というにはあたらないように感じる。
軍事兵器のことが詳しいわけではないが、潜水艦というのは潜行したままで隠密裏に移動できる技術がなければ、軍港を出港するやいなや直ちに捕捉され、戦時であれば即座に撃沈される。
艦としての静粛性や、乗務員の練度が伴わなければ戦略上ものの役には立たないのだと思う。

C国ご自慢の空母「遼寧」は、カジノにすると言って買い付け、多少改装はしたらしいが、戦闘機の離陸に必要なカタパルトがあるとは聞かない。
それよりも何よりも、発艦した戦闘機が着艦できるだけの搭乗員技術があるのかどうかが疑わしい。空母こそまさに、総合的兵器といえよう。
近代戦というのは、兵器の質と運用能力が兼ね備わっていなくては、数量だけではものがいえないのではなかろうか?

脅威を煽って危険度を広く知らしめることは必要だと思うが、それに倍する質と練度を高めて危機に備えることが効率的なのだと思う。
他国が追随できない先進技術が我が国には数多く蓄積されているようで心強い。

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