今は判らないけれど、昔の幼児は金時さんというのを胸前にかけました。
夏などに、暑くて子供を裸にして過ごさせるときでも、これだけは外さなかった。
腹が冷えるのを防ぐ智慧だったのだと思います。
子供が腹を出していると、「雷様に臍をとって食べられちゃうよ。」というのが注意するときの決まり文句でした。
腹の冷えは万病のもと。体温が下がれば体の抵抗力は落ちる。
夕涼み よくぞ男にうめれけり と川柳に読まれたのは昔の話。
今は半裸体で人前に出る男性は殆どいなくなったようです。
替わって女性がそれをしているように思えます。
雷様に臍を取られないための用心か、ピアスなどというのをしていますが、くれぐれも冷えにはご用心下さい。若いうちは兎も角、年を経てから体調不良を起こす遠因となりかねません。
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