2017年1月11日水曜日

キムチが外交手段になる?

な~にを言ってんだかね~。

大使の召還に対抗してだか何だか知らないが、韓国文化を使うのを禁止しようとネット上で言っている人がいるのだとか。
韓国文化って何のことかと思ったら、キムチのことなのだという。

最近はキムチと言うのが一般的になったが、昔は「朝鮮漬け」と呼んだ。
キムチが日本古来のものだと思っている日本人は一人もいないし、日本起源説を唱えることはないのに、それを真剣に心配しているらしい。
日本人が食べるキムチは、日本人の好みに合わせ日本で漬けたものであって、韓国産の腐敗臭のするものを好んで口にする人は少なかろう。
別に、禁止されたって一向に困らない。
我が国には、数多くの種類の発酵食品としての、美味しい漬物がある。
それにしても、韓国人が日本料理店を経営していても文句はつけない。
イタリアやフランスも、それは同様であろう。自国の者が受け入れられて広まるのを、歓びこそすれ咎め立てなぞしない。

昔、まだ日韓関係がこんなにギクシャクしていなかった頃、済州島に観光に行ったことがある。
お土産に売店でキムチを奨められて買い求めた帰り、ホテルに帰ろうとバスに乗り込んだところ、
乗り合わせたいた現地のお婆さん二人が、ニコニコしながら日本語で声をかけてきた。
「いいものを買ってきましたね。」
厳重に包装されているようでも、匂いが漏れていた。
けっこう和やかに会話を交わして、良い気分でバスを降りたのを覚えている。
その頃は多分、反日教育というのは徹底的ではなかったに違いない。
「捉われ」というものがあってそれに拘ると、不幸な環境から抜け出せなくなる。
ましてや、その拘りの原因に疑義があったら猶更のことになる。
慰安婦問題も、「性奴隷」などと言い換えているが、命を的に戦った兵の、それも軍曹クラスの給料の20倍もの手当で公募した新聞が現に存在しているし、戦後の米軍による聞き取り調査でも、高給を得ていたことが明らかになっている。
高給を貰う奴隷っているのか?
クリーンハンドの原則というのがある。
日本のそれは、信頼できる証拠というものがなくて、捏造歪曲されているとの指摘が多いが、ベトナムでの韓国の修行は証拠まで確実にある。
不思議に思うのが、北朝鮮が拉致問題に対抗できる絶好のカードにできるはずが、それを出してはいないのは何故なのだろう。
日韓が揉めてほくそ笑むのは、北朝鮮と中国。
騒ぎを目論みがあって煽っている人がいるのかも知れない。
自分に実害がないのに群れて騒ぐ人が多いと、問題は本質や事実から遠ざかる。

いつまでも憎しみを継続させるようなことをしているのは、自身にとっても不幸なことだと思えてならない。仲良くできる道を進むのが良いに決まっていると思うのだが。


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