2017年1月28日土曜日

恨みや憎悪を教育していたのでは

別に、人種差別をしようということではない。科学の研究による事実である。

1万5千年前の縄文人の染色体の解析によると、日本人のY染色体はD系に属し、中国や韓国のO系とは全く違う別人種なのだという。
世界でD系の染色体を有するのは、日本・チベット・一部インドの3か国だけなのだとか。

チベットは、同化を目論むO系の人種により、武器をとって戦ったのではなく、近現代に120万人とも言われる人たちが一方的に殺戮された。
いずれにしろ、海に隔てられた日本とか、高地で人の移動が困難な地であった特性から残っているDNAということになる。
大陸や半島から渡ってきて混血したということはあろうが、日本人のそもそもの祖先は、全く違うのだということになるらしいのです。

生まれ変わるなら、また日本が良いと答える日本人は90パーセントを越えるというが、同じ質問をK国ですると、60パーセント強が、「K国は厭だ」というのだとの調査結果があるとネットに出ていた。それは何故なのだろう?
自国に誇りが持てないということなのだろうか?

本当の歴史を教えたらどんな反応?
https://www.youtube.com/watch?v=XcoxYsMDEys という動画があった。
ナレーションは、日本人とは思えないような読み方や言い方をしているし、表示される文章も、文体の構造や繋がりが悪いが、かなり的を射ているように感じる。自国では言えないから、日本人のふりをしてアップしたものかも知れない。

有史以来、中国の属国として長きにわたって虐げられ、国民を護るべき自国の為政者たちが、それに輪をかけたように酷い有様であったから、精神構造上に恨みの概念が染み付いてしまったのは不幸だったとは思う。
しかし「恨」がアイディンティティとなっているのは、被支配層であって、その時々に支配層となった歴代王朝の根源にあったのは「憎悪」であり、必ずといってよいほど前時代のものを否定し破壊した。だから、歴史文化が継続的に発展できた国ではない。
その性格は、今も続いているように見える。大統領が変わるとき、それが垣間見える。

第二次大戦後しばらくして、棚ぼた式に独立できたとはいえ、その時にできた政権が、正当性を主張するために掲げ、その後も国を挙げて恨みを助長する教育、特に反日を徹底しすぎたというのも、さらなる不幸といわざるを得ない。
まさに、正しい歴史認識をしなくてはならないのは、自国なのだと気づいたほうが良い。
勇気をもって事実を認め、一から出直すことを考えもせず、誤った認識にしがみついているままでは、正常な発展には結びつくまい。新たな出発をしようとするのに遅すぎることはない。

慰安婦問題も、無いということの証拠を出すことはできないのだから、証拠があるというなら、それを提示しなければならないが、それが捏造されたものであったり、口で言うだけの信憑性が脆弱なものであっては何ともならない。
誤った根拠からは、誤った結果しか生まれない。際限もなく尾ひれがつく。

悪口を言うことを教えられて育っても、悪口を言うことで相対的に優位になれるというわけではない。現実が伴わなければ全く意味がない。
悪口を言って憂さ晴らしの種にするなら別だが、品性に欠ける。
日米の大使が不在となるような異常な結果も招来してしまうことになる。それがどんな影響を齎すのか、冷静になって考えてみるべきであろう。

結果というのは、長い歴史に培われた意識、他人の所為にしないで地道な努力をすることが認められて、努力の過程も評価され、互いを思いやる民度があってこそ、自国が好きだと思えることに繋がっているように思う。
社会全体の、人としての教育や事物への処し方が積み重さらないと難しい。
それが共通認識となって民度というものになる。
「お天道様は見ているのである。」という意識に至るのはいつのことやら。


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