2017年1月20日金曜日

社会主義ではなく財閥国家なのでは?

世界の人口が、現在73億7千万人余。そのうち中国人が13億~14億人。

中国がGDPで日本を追い越したと威張っているようだが、そんなのは当たり前の話ではないか。
日本の13倍もの人口を抱えているのだから・・・
資産格差が凄まじいと言われているが、一人当たりに換算したら、比較にもなるまい。
そういう意味でいえば、日本は自由主義経済をとりながら、最も社会主義的な成功を収めた国だといわれるのも当然のように思える。
その上、民度の違いまで考えれば、圧倒的な差があるのだと思う。

経済学者でも政治学者でもないから、単純に見ていて野大雑把な感想に過ぎないとは思うが、中国経済は共産主義経済ではなくて、韓国に輪をかけたような財閥国家に見えてしまう。

国有企業から国営企業ということにシフトしたらしいが、過剰生産が取り沙汰される鉄鋼や石炭、更には鬼城と呼ばれ廃墟と化している建築物、手の打ちようもない公害問題と貧富格差問題、それらを抱え、世界の工場として経済的発展をしてきたことは兎も角、イノベーションは進まず、内需拡大の方策をとることもなく過ごしたから、中国は終わりだという人が多いように思うが、そんなことはまずあるまい。
独裁的な支配階級として労働者から搾取する強権体制側は、国民が飢えようと現状を死守するだろうし、革命などは起こらないように弾圧するに違いない。

迷惑なのは、国民の不満を逸らすために覇権的な政策をとるに違いないこと。
一番簡単な方法として外に敵をつくることを教育として重要視し、国民の意識の中に植え付けるというのが目に見えていること、などなどである。
刷り込まれてしまった教育は、短年月では修復できないから厄介なことになる。

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